月、それは人類が第二の移住区域にしたもう一つの故郷。しかし、人類は月に住むことなく核爆弾によって死滅した。だが、移住に適応させるため、ドゥードゥルより前に送り込んだ「月の子」と呼ばれていた数人の人造人間達は今も迎えを待っていた。

しかし、待てど暮らせど人類は迎えに来ないことに痺れを切らした人造人間達は地球に向かう為、人間が用意していたロケットに乗り込んだ。

到着すると、そこには人間の姿はなく、ビルや建物の残骸だけで人類の繁栄していた後は何一つ残っていなかった。いたのは自分達と同じようで異なる人造人間のみ。

人類を取り戻すべく、「月の子」達は地球にいる人造人間の虐殺を始めた。この血が全て人間に戻るように…。